くすりによる治療薬の内服が主な治療法です。抗菌薬(細菌を殺す)、粘液調整薬(膿を出やすくする) |
鼻のネブライザーによる治療副鼻腔の腫れている粘膜に直接霧状の薬がかかるよう吸入する治療。 |
手術による治療(治りが悪い場合)副鼻腔と鼻腔の通気性をよくするための外科治療。最近は内視鏡で鼻の粘膜を改善する治療が普及し、患者さんの負担が軽くなりました。薬で治らない時はご紹介します。 |
主な症状は、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」の3つです。その他 鼻をこする。ムズムズするなど。アレルギー性鼻炎の場合、「鼻水」はサラサラしており、風邪のようなネバネバした「鼻水」症状とは異なります。花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎と違って、特定の時期(季節)だけに発症しないのが特徴です。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、鼻をこする、鼻がムズムズする等 ダニの死骸・糞、ホコリ、カビ、ペットのフケや毛などのハウスダストが主な原因です。ハウスダストなどのアレルゲンの除去や接触の回避、お薬による症状のコントロールが治療の基本です。
のみ薬 |
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「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」を引き起こす原因物質「ヒスタミン」の放出や働きを抑え、これらの症状を軽くするお薬などです。 |
点鼻薬 |
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鼻水や鼻づまりを止めることができます。 |
※処方されたお薬は、ご自信の判断でやめたりせず、医師から指示された使用う法を守りましょう。
アレルギー性鼻炎のうち花粉が原因の場合は花粉症といいます。
「マスク装着、ティッシュ補充、目薬完了・・・・・・いざ出発!」。
今や日本人の10人に1人が毎年この病気に悩まされています。
しかし早めに適切な治療を行い、対策を怠らないことで、症状をやわらげることができます。
花粉症治療の中心となるのは薬物療法で、使用する時期や症状に応じて「初期療法」「導入療法」「維持療法」が行われます。
飛散時期に応じた早めの治療が症状をやわらげます。
花粉が飛び始める2週間くらい前からアレルギー性鼻炎治療薬を服用する治療法です。症状が悪化する前から薬を飲み続けることで、シーズン中の症状を軽減できます。
発症を遅らせることができます。
飛散量の多い時期の症状を軽くできます。
併用する薬の量や回数を少なくできます。
ネブライザー療法は、機械を使って薬液を細かい霧状にして、患部に直接あてる治療法です。 ネブライザーを行うと、薬が患部に直接届くので、効率よく薬が作用することが期待できます。 |